トレード用に中古デスクトップPCを購入する場合のチェックポイント まとめ。

知り合からトレード用に使うPCを中古で購入してみたいがどうすればいいのか?という相談を受けましたので要点をまとめていました。
初心者でもわかるようにわかりやすく書いてみました、詳しい方には物足りない点があるかもしれませんがご了承下さい・・。

トレードに適したモデルは何が良いのか?

トレードマシンとして使うにはコンシューマー向けPCや自作PCよりも業務用モデルの中古を狙った方が故障も少なく確実と見ています。
私はDELLよりもHP派です、理由は勤めている会社でDELLのワークステーションを導入したのですがしょっちゅうフリーズする現象が見られ、色々調べるとHPのほうが信頼性が高いと聞いてHP製を使ったところトラブルがほとんどないためそれ以来主力PCはHP製を使っています。(考え方は人それぞれあると思います。ご自身の判断でどうぞ。)
コンシューマー向けモデルを避ける理由は業務用モデルの方がパーツが頑丈に作られているからです、中古で購入してもトラブルが少ないと見ています。問題ない商品に当たれば安定感は抜群です。
シストレを行わず裁量トレードでモニターは1~2画面の環境で取り引きするのでしたら

HP Compaq シリーズ
http://h50146.www5.hp.com/products/desktops/6000pro_sfct/
このあたりがコンパクトでよろしいかと思います。(本体サイズがハーフサイズですのでマルチディスプレイを本格的に構築するにはあまり向いていません。)

新品 Core 2 Duo 2.5GHz
7万円程度 (2010年8月28日調べ)
http://h50146.www5.hp.com/products/desktops/6000pro_sfct/model_bto.html (2.5GHzのモデルはページ中程)

中古 Core 2 Duo 2.5GHz
3万程度 安ければ2万円代のものもちらほらあります。 (2010年8月28日調べ)
http://aucfan.com/aucview/yahoo/b114730153/(オークファン)
1世代前のモデル(現行品は色々改良されている物のCPUスピードは実は同じです)
安定性の高い業務用モデルが2~3万で組立不要でOS付ならセットアップも不要で買ってすぐ使えるというところが中古PCの魅力かと思います。(自作しますとOSだけで1.5万ぐらいかかりますのでこの価格では治まりません。)

必要スペック

トレードマシンとしての目安は2010年8月28日現在ですとCPUがIntelコア2Duoで2.4ギガヘルツ以上のモデルがよろしいかと思います。資金に余裕がある場合は最新のハイエンドモデルで問題ないと思いますが、安く抑えたいという場合はCPUがIntelコア2Duoの2.4ギガヘルツ以上で充分と見ています。

CPU

CPUはIntelコア2Duoで2.4ギガヘルツ以上の物に(最大値は3.3Ghz)
最低でも2ギガヘルツ以上をおすすめします、2ギガ以下ですと少し厳しくなってきます。資金に余裕がある場合は一番速い物にしておくと良いでしょう。
Core 2 Duo (デスクトップ向け)ラインナップ – Wikipedia
4コア6コアのCPUは速い反面消費電力が高くなります。 Corei7-Wikipedia こちらで上位モデルの消費電力を見ますと TDP:130W となっています。
将来性を考えますとセレロンはやめておいた方が良いです。

参考:最近(2010年8月28日現在)のCPUラインナップ (下へ行くほど処理能力が高い ※個別モデルにより前後する物有り)
Core 2 Duo
Core 2 Quad

↓現行モデル
Core i3
Core i5
Core i7
Xeon (ワークステーション・サーバー向け)

マルチコアの有用性についてDOS/V POWER のサイトにこんな記事が上がっていました。

注目モデル総ざらい イマ買いのCPU! 1/4 | 6コア時代のCPU選び | DOS/V POWER REPORT

これを読みますとWEBブラウザはまだマルチコアに対応しておらず Internet Explorer 9 から対応とかかれています、ブラウザ系のトレードツールを利用の場合は急ぐことはないかと思います。
ちなみにメタトレーダーというソフトはMT5からマルチコアに対応しております。MS Officeも2010からとなっています。私はどれもまだ使っていません、、w

メモリー

メモリーは2ギガバイト以上がベストです(XPの場合は最大4GB)

ハードディスク

最終的には2テラのドライブ(1万円程度)を買い足し、データー用ドライブが2TB OS用ドライブは60GB程度で小さめという2ドライブ構成にすると良いです。
OSを入れるドライブは60GBあれば充分ですので購入時のディスクサイズは60GB以上かどうか確認すると良いと思います。将来このOS用ドライブを複製して壊れても複製したHDに差し替えればいつでも復帰できるようにしておくと更に便利です、ですので2ドライブ構成でOSドライブは小さめがお勧めです。(OSドライブが大容量ですとバックアップに異常に長い時間がかかります。)

ハードディスク・メモリー・CPU の価格(新品)は こちらのサイト(AKIBA PC Hotline!) のページ下の箇所 「- 価格/新製品 -」 の箇所に表示されています。

LAN

1000BASE ギガビットLAN
100BASE のモデルは一気に世代が古くなりますのでやめておいた方が良いです

ディスプレイ出力

2つついている物が望ましいですがCompaq シリーズではあまりありません。

価格の調べ方

上記のスペックを満たす商品を、ヤフーオークションなどでそれらしき業者の出しているオークションをウオッチして調べます。
例) HP Compaq dc Core2Duo (Yahoo オークション)
オークファンと言うサイトを見ますと過去の落札値段が記録されていますのでここをよく見ています。
色々チェックしましてオークションで直接購入するのも手ですが中古店が近くにある場合は中古店で現物を目で確認して購入するのもよろしいかと思います。私は秋葉原で数店の在庫を見比べて購入しています。

中古店でのチェックポイント

信頼できるお店かどうか?

まずは商品のラインナップをチェックします、在庫が豊富で価格の安い店はそこそこ信頼できると言える傾向があります。一番危険なのは在庫が少なくて価格の高い店です。w
そして知らないお店の場合はお店の在庫は動作確認を取っているか、保証期間はどのくらいかを聞いて下さい、中古の保証期間は1~2週間であることが多いです。ネットに口コミ情報が出ているようなお店ですと評判を調べておいた方がよろしいかと思います、そして動作確認を取っていないという場合はやめておいた方が良いです。
在庫の量は全く同一モデルのPCが5台~10台ぐらいずらっと並んでいる状態がベストです、反面モデルがバラバラでどれも1台ずつしか売っていない店はどうかと思います。その理由は中古PCのほとんどは元リース商品でリース期間が終了した物だったりします。購入するターゲットもその辺を狙います。リース品のリースの期限はまちまちであったりします、またPCの使用頻度もリース先により異なることは容易に想像できます、そこでリースされたが全く使われなかったようなPCを探し出します。

在庫が元リース商品かどうかを見分ける方法は次の通りです

  • 1.リース会社のシールが貼られている物、(これは最もわかりやすいです。)
  • 2.同じ箇所にシールがはがされた跡がある物、PCの背面や上面などに色が変色している箇所がありシールがはがされた跡が見られる物はリース品と考えられます。
  • 3.店員に聞く。店員に聞くと元リース品かどうか教えてくれます。

※元リース品でも1台しか売られてない場合は要注意です、売れ残った最も状態が悪い品である場合があります。この場合入荷したのはいつなのかと入荷台数を聞くのも一つの手です。
在庫が豊富に有り価格が適正なお店で上記の必要スペックを満たしている商品を探し、良さそうな物が複数見つかりましたら以下の点をチェックします。

OSの状態をチェック

最近のPCはハードディスクにOSとそれを初期出荷状態に修復させるリカバリーデーターという物が書き込まれています。中古で購入する場合このリカバリーデーターが残っているかどうか確認すると良いです。
販売されている中古PCのハードディスクは以下の3つの状態が考えられます。

  • 1.ディスクのデーターが完全消去されている物 (OS無し)
  • 2.ディスクのデーターを完全消去した後に店が独自にOSをインストールしている物(リカバリーデーター無し)
  • 3.ディスクにリカバリーデータが残っており、リカバリーをかけ初期出荷状態にしてあるもの。

1は安いですが自分でOSを購入してインストールする必要があります、そのPC専用のドライバーなどをメーカーのサイトからダウンロードして自分で入れなければならないため結構なテクニックを要する場合があります。以前に同じPCを使っていて要領がわかっている場合やリカバリーCDを持っているもしくはLinuxOSを使うという場合はOS無しでもよろしいかと思います。

2は中古販売店が独自にOSをインストールしてくれている状態で買ってすぐに使えますよという状態です。ただこの場合ですがそのPC専用のドライバ等が正常に動作しているかどうか100%万全な状態かどうかがわからないと言う点が微妙です、店の人のテクニックにかかってきますので出来ればこちらも避けた方がよろしいと思います。ただ中古店で販売されている物はこの状態の物が多いです。

3は良品です。初期出荷状態になっていますので間違いなく作動するという安心感があります。

現物確認方法

リースアップ品で同じモデルの在庫が複数ある場合はまずは外観がなるべく綺麗な物を選びます、PCの角をみて凹んでいたり大きな傷があるような物は輸送中にぶつけたりしている事が考えられますのでなるべく避けた方が良いと思います。次に蓋を開けてもらい本体の中を見せてもらいます。基板やケースの底の汚れ具合を確認します、ホコリのたまっている量で確認できますが中古店が独自に洗浄してある場合もあります、そう言う場合は冷却ファンの駆動部分の隙間や複雑な形をしていて掃除が出来ないような箇所を見ます。だいたいファン周りを注意して見るとわかります。よく見ても全く汚れた形跡がないものは本当の良品といえるでしょう。あとケースの底を指でなぞりますと綺麗に見えても黒い物が指に付く場合がありますのでそこも評価ポイントです。

他、中を見せてもらった時にメモリーのメーカーを確認します。HPのPCでHP純正メモリがそのまま刺さっている物は良品です。他の安いメーカのメモリに差しか変えてある形跡が見られた場合はやめておいた方が良いでしょう、その他のパーツもいじられている可能性が考えられます。詳しい方はハードディスクのメーカーやグラフィックカードのメーカーと型番もチェックするとよろしいかと思います。


HP社純正メモリ:以前購入したHP WorkStation XW 4200 に入っていた物です
右側にロゴのマーク付きのシールが貼られています。(クリックで拡大)


前回購入したIBM IntelliStation M Pro(クリックで拡大)
これを見て思い出しましたが金属パーツの輝き具合でも使用頻度が見抜けます。新しい物は何もかもピカピカなのに対して使用頻度の高い商品は金属パーツがややくすんで見えます。

次にPCを起動してもらい動きを見ます。

起動時にOSが適切な時間でスムーズに起動するか見ます。異常に読み込み時間が長いとかバイオスエラーが表示されている場合は要注意です。(見つけた場合は即店員にこれは何ですかと質問するといいです。)
異常が見られた場合はには2~3回起動させて同じタイミングで起動するか見ます。
起動しましたらスターとメニューにあるマイコンピューターアイコンを右クリックしプロパティを見ます、システムのプロパティが現れましたらCPUとメモリが表記通りか確認します。

再びスターとメニューにあるマイコンピューターアイコンを右クリックし管理を選びディバイスマネージャーを見ます、そこで「不明なディバイス」というような?アイコンが表示されていないか確認します。

ネットワークのプロパティーもチェックし1000BASE  ギガビットかどうか確認します。(ネットワークアイコンが見つからない場合は店員にお願いするとやってくれると思います、、)

画面のプロパティーで解像度とマルチディスプレイ表示か可能か等を確認します。

あとはインターネットエクスプローラーなどよく使うソフトを立ち上げてみて動きに不自然な点が無いか等を念のために確認します。

長くなりましたがだいたいこのようなことをチェックして購入しています。
尚、この説明は全てではありませんので、あくまでも商品購入は慎重にご自身の責任においてご判断ください。
ご意見ご感想等ございましたらコメント欄へご記入いただけますと助かります、宜しくお願い致します。

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そのほかの記事;

SSDドライブを購入

→ トレードに役立つソフト

マルチディスプレイ環境を構築する。その1

理想のトレード環境とは?]


液晶ディスプレイのバックライトの故障

ここのところの暑さのせいか液晶ディスプレイが1台故障してしまいました。
電源を入れると数秒間は薄暗く表示されるのですが数秒たつと消えてしまいます、最初はついにPCが壊れたのかと思いましたが色々調べますとどうやら液晶ディスプレイのバックライトの蛍光灯が壊れているということがわかりました。


上段右側の画面
2画面ヂュアル縦表示の設定なのでスタートアップ時に右にもWindowsのロゴが表示される所が真っ暗です。
( 参考:正常時の写真)

モデルによって色々あるかと思いますが画面がいきなり薄暗く映るようになると ディスプレイのバックライトを疑った方がよろしいかもしれません。
使用しているモデルは三菱のRDT202H(BK)という20インチのモデルですが、大手メーカの物は高い修理代を取られるのだろうなあと簡単に想像できますが、一体いらいぐらかかるのか三菱電気に電話して聴いてみました。
すると何とこのモデルは液晶パネルとバックライトが一体になった特殊なモデルで、液晶パネルとバックライト共に丸々交換する必要があり価格はそのユニットだけで7万円かかりますとの事でした、、ww あまりの高さにびっくりしましたが結構気に入っているディスプレイでしたので少々残念です。 しかしながら7万円は現実的ではないと思いますので近々新しいのに買い換えたいと思います。

三菱電機修理受付センター
三菱ディスプレイ アフターサービスのご案内
三菱電機システムサービス株式会社

保証期間内なら修理は無料となっていますがバックライトは対象外のようです、手順は最寄りの三菱電機システムサービス株式会社 という三菱製品専用の修理窓口に持ち込み無料見積もりの後金額が良ければ修理を行うという流れでした、近くにシステムサービスの事務所があれば良いのですが遠い場合は少々不便かと思います。

その他ネットで調べましたところ独自にバックライトの修理をやっている業者もあるようです
PCサポートステーション(札幌)
ツクモ:液晶リフレッシュ・サービス (ノートのみ)

こちらも説明を読みますと最低でも2~3万はかかるようですので修理代金はそんなに安くないと思いました、得に最近の外付けディスプレイの場合新品で3万円程度の品も出ていたりしますので修理をするのは微妙な選択肢だと思いました。


RDT202H(BK)側面
久々に見て全く覚えていませんでしたが入力端子が3系統も付いているのはこの当時の物としては珍しいかもしれません、この辺も交換されるとしましたら高くなのも無理はないかと思いました。
個人的にはこのブロックのような角張った形でありりながら、高さや角度が自由に調整出来るデザインは非常に気に入っています、最近このような凝った作りで優れたデザインの商品はあまり見ないので残念です。
その他撮影した写真もアップしておきます興味のある方はどうぞ、、
  

ディスプレイの故障で困った事

マルチディスプレイ環境でやっていますと一台壊れても何とかなると言えば何とかなりますが、いつも表示されているチャートが表示されていない状態になると言うのは多少が問題がありました。
この壊れたディスプレイにはNYダウチャートの各時間足が表示されていましたのでそれを見ていないがために失敗する等の問題が日数がたつにつれてじわじわと現れてくる感じがありました。
マルチディスプレイ環境で故障すると困るという場合は、予備のモニタを持っておくのも1つの手かと思います、
一応使っていない予備のディスプレイは持ってるのですが、ここのところの強烈な猛暑でバテていましてまだ設置するには至っておりません・・。

HPのWorkstation xw4200 2台目を購入 / システムトレードでPCは何台あると良いのか?

前回のIBM IntelliStation M Pro (6225-2J7) に続いて、シストレマシン専用としてHPのWorkstation xw4200 2台目を購入しました。IntelliStation M ProにセットするUSBケーブルなど足りないパーツを買いに週末ショップを見て回っていたところ探していたHP xw4200を発見しまた衝動買いしてしまいました。

システムトレードでPCは何台あると良いのか?

PCが3台になった事により売買パターンのバリエイションを3つに増やす事が出来、フォアードテストで調べられる範囲と効率が3倍になりました。
勝っている手法の上位2つを使って限定的に実弾投入を行っていますが、実弾投入する場合に3台という数はベストではないかと言うことがわかってきました、役割は以下の通りです。

  1. 実弾を投入してリアルに取り引きを行うPC
  2. 1とまったく同じプログラムでデモ取り引きを 行うPC
  3. 1.2とは異なる設定でデモ取り引きを行うPC

こうしておきますと1のリアル取り引きに問題が起きても2を見ればプログラムがおかしいのか通信などに問題があるのかとかが簡単にわかるようになるため安心です、いざ1が故障したりしましても、2台目に切り替えて取り引きを行うことも可能ですし、どうも成績が良くないというような状況が現れましたら2の数値を少し変えて様子を見ると良いかもしれません、PCが2台ありますとリアルトレードと、全く同じ動きをするデモにより動作のバックアップをおこなうことができます。 一見これで充分良いではないかとも思いますがもう1つ必要な事が有ります、それはさらなる新しい手法のテストを行い続けることです。1と2のPCで無限に勝ち続けるのであれば必要ないですが、現実はそう甘くはないようです、、w 3台目のPCにより全く違う新たな手法のテストを行いさらにシステムトレードを極めるわけです、そう考えますとこの3台目は何台有っても良いわけですが、最小の構成要素としては3台がベストではないかと私は思いました。

-余談-
このBlogではあくまでもトレード環境の構築に関してのみ書いておりトレードのテクニックや私のトレードの進捗などは書いていませんが、この記事を書きながら今月のシストレの売買歴を見ていて何とプラスで終えているのを見つけましたので載せておきます。

1ヶ月で1452回取り引きがあり収支がプラスに。この売買パターンは かなり実験的な物がふんだんに含まれていまして、毎月必ず大きくマイナスになるはずなのですが、Excel画像左側の箇所の時間を見てもわかる通り、明け方5時とかの薄商いの時であろうがかまわず取り引きを続けているような結構アバウトな売買パターンです。一体何が起きたのでしょうか、、 確かに今月半ばに大きな変更を加えましたが、それが良かったのでしょうか、今後の成績に注目したいと思います。





IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7) を購入

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シストレマシン専用機として IBM IntelliStation M Proの中古を購入しました。

IBM IntelliStation M Pro  6225-2J7

Pentium 4 プロセッサ 3.6 GHz,
Memory :2GB DDR2 SDRAM(PC2-3200 ECC)
Serial ATA-150
グラフィックカード:NVIDIA Quadro FX 1300
電源ユニット:400W

SystemGuide IBM IntelliStation M Pro 6225-2J7 (PDF / IBM Japan)

新品のPCでも良かったのですが今自作で作っているシステムトレードのプログラムはCPUスピードが異なるマシンに移すと表示のタイミングなどが微妙にずれ、命令を実行するマージンの箇所を大量に書き換える必要があることがわかり、前回購入したHP XW4200 3.6 GHz と全く同じCPUのこのマシンがたまたま売られていたため購入してみました。
本当は全く同じ XW 4200 3.6 GHz 2台構成が望ましいと思われますが、探しに行った日には同じマシンを見つけることが出来ませんでした、、といいますかIBM IntelliStation M Proが17000円ほどで数台叩き売りされていたため何も考えずに思わず衝動買いしてしまいました。w (後日中古PCを購入するコツも紹介したいと思います。

購入してセッティングに1週間ほどかかりましたが、予想通り調整をしなくても綺麗にシストレが作動してくれいました。
それでもネットワークのアクセススピードやディスクの読み込時間などで多少の差は出るだろうと見ていましたがかなり高い精度でエントリータイミングが一致しているので感心しています。 ちなみに他にCore2Duoの3.3Ghzのマシンでもプログラムを調整して動かしていますがエントリーするタイミングが全く異なっている状態です(原因はまだよくわかっていません)

IBM IntelliStation M Pro  6225-2J7をレビュー

このPCをセッティングしていて感じたことは普通のPCよりも異常に几帳面なシステムの作りだという点です。たとえばWindowsの終了を選ばすに直接コンセントのスイッチを切ると起動時に電源に異常がうんぬんというメッセージが表示されどう対処するか複数の選択肢より選ぶように聞いてきたりします、普通のPCではあまりみかけません、、セットアップのために何回も再起動していますとだんだん煩わしくなってきます、おそらく非表示に出来るのでしょうがどうやって消すのかを調べるのにまた時間がかかります、、といったような感じで所々丁寧すぎて使いづらいと感じるところがありました。
ギガビットイーサーネットワークカードもよくわかりませんがかなり高級と思われる物が入っていました、
Broadcomというメーカーの NetXtreme 1000 というカードでしたが、コントロールパネルを開いてみると設定項目が多すぎてさっぱり使い方がわかりませんw しかしながらまあ普通に動いているようですのでとりあえず問題無いと思われます。

NetXtreme 1000コントロール画面

色々複雑な設定箇所に手こずりましたが、何とかクリアして順調に稼働しております、上部スペックのカ所に貼ってあります当時のカタログのリンク(PDF)を見ますと当時40万以上の値段で売られてたようで、さすがに中身はデラックスな構成になっています、このまま安定稼働してくれれば17000円という値段はは超破格な買い物かもしれません。
シストレはやらず裁量トレードを行う方でも、Pentium4の熱は許容範囲内という方でしたらt、チャート表示専用機や予備のマシンとして、ワークステーションモデルでこのクラス中古はお手頃価格でなかなか魅力的かと思います。(私はケーブルを延長してPCを全て隣の部屋に設置して熱対策・騒音対策を行っています。)

ベンチマーク結果 IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7)

OS : Windows XP professional
使用ソフト  CrystalMark 2004
スコアは数値が大きいほど高速

IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7)ベンチマーク測定結果

結果はこのような感じでした。
まあだいたいこんなものかといった感じの結果でしたが、グラフィックカードNVIDIA Quadro FX 1300はそれなりにいい数値を出しているようです。

比較対象としましてHP XW2400  P43.6GHzも測定してみました。

HP XW2400  P43.6GHzベンチマーク測定結果

ぱっと見比較してみて数値に差が見られます。CPUはXW4200の方が早かったのですね、この結果を見て気が付いたのですが、IntelliStation M Pro 6225-2J7 はハイパースレディングではないペンティアム4だったのですね、、ちょっとがっかりしました。
そしてXW4200は3D演算能力の低いカードが刺さっていることによりトータルのスコアは小さくなっています。
現状自作シストレプログラムは全く同じように動いていますのでこの程度の差は気にすることはなさそうですが、細かいところを追求していくとなかなか奥が深い物だと思いました。

ついでに現在メインで使用しています自作PC ASUS P5Q Deluxe Core 2 Duo E8600 3.33GHz も測定してみました。

ASUS P5Q Deluxe Core 2 Duo E8600 3.33GHzベンチマーク測定結果

なにやらメーターを振り切っています、Pentium4のモデルより3倍程度早い結果といえるでしょうか、値段は6倍ぐらいしました。 今ならもっと早いマシンが作れるのでしょうが正直現状でかなり満足しています。

IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7)写真一覧


スタートアップ画面 (デュアルディスプレイ)
シストレの画面はずっと監視している必要は無いため、普段Dowチャートを常時表示させているモニタの開いてる端子にセットしました その関係上画面が縦になっています。


IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7)本体内部写真(クリックで拡大)
5インチベイが前面パネルのデザインに合わせて 斜めに付いています。
ハードディスクなどはレバーを引くと取り外せるようになっています。


IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7) 背面パネル写真(クリックで拡大)


側面パネルの蓋の裏側に ちょっとした解説図が書かれています。
Mini-PCIという見慣れない物が付いているようです、まず使うことはないでしょうが。w


IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7) 本体内部拡大写真(クリックで拡大)


写真上部のビデオカードですがカートが歪まないようにするためかスペーサーのような物が付いていて反対側からもがっちりと固定されています。このような物は始めて見ました。

ちなみに前回購入しました HP XW4200 は平日ぼぼ24時間つけっぱなしですが全く問題無く作動しており、多い時には1週間に約2000回近くの取引を安定してこなしています。(実験的な手法が多数含まれます。w)
ただペンティアム4なので熱問題が気になるところですがシステムトレードはまだテスト段階です、現状PCのスペックはこのクラスのモデルで十分すぎる所もあり、発熱しないマシンに一新するにも成果が出てからで全全遅くないのでは・・ という事で、プログラムの書き換えの手間やコストを考えますと今年の夏は少々暑いのを我慢して様子を見てみようと思います。

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Intel SSDドライブ SSDSA2MP040G2R5を購入 (X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5)


X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5

メインマシンでIntel Core2 Duo  E8600  3.33GHzを使っていますが。最近複数の口座で色々なアプリを同時に立ち上げて使うようになりさすがに処理が遅く感じる時が出始めたため、SSDの購入を検討していました。 最近値段が2万円を切るようになったため購入してみました。

Intel SSDドライブ X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5

容量 ;40 GB
規格サイズ:2.5インチ
インターフェイス:Serial ATA
読込速度;170 MB/s
書込速度:35 MB/s
価格:インテルSSD SSDSA2MP040G2R5 価格比較-価格.com( こちで現在の価格が確認できます。)


SSDドライブとは?

(おわかりの方は読み飛ばして下さい。)

SSD – Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略

SSDとは、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置。ハードディスクドライブ(HDD)と同じ接続インタフェース(ATAなど)を備え、ハードディスクの代替として利用できる。

SSDはハードディスクのようにディスクを持たないため、読み取り装置(ヘッド)をディスク上で移動させる時間(シークタイム)や、目的のデータがヘッド位置まで回転してくるまでの待ち時間(サーチタイム)がなく、高速に読み書きできる。また、モーターが無いため消費電力も少なく、機械的に駆動する部品が無いため衝撃にも強い。

現在のところ容量あたりの単価は磁気ディスクよりフラッシュメモリのほうがはるかに高額なため、SSDは記憶容量が少ない製品が多い。このため、頻繁にアクセスされるプログラムやデータをSSDに保存して、それ以外はハードディスクに保存するといった使い分けが行なわれることが多い。

IT用語辞典 より

■利点
可動部を持たない
電源投入時のスピンアップ時間(規定回転数に達するまでの時間)が無い
シーク動作がないためランダム読み出しが速い
耐衝撃性が高く、読み書き中でもある程度の振動は許容される
低消費電力・低発熱・低騒音である
耐環境性が高い。HDDよりも高い環境温度まで対応している
故障率が低い書き換え回数の上限は故障ではない)
ハードディスクよりも小型化と軽量化が容易である。
シークエラーが存在しない

■欠点
書き換え可能回数に上限がある
断片化の際の書き込み速度が非常に低くなる。
記憶容量あたりの単価がHDDと比較してかなり高い
(大容量キャッシュを搭載した機種以外は)ランダム書き込み性能が非常に低い。
OSによるサポートがなされていない。
近年対応が進んでいる。問題の詳細などはOS側からの扱いと対応の項目参照。
データ保持時間が有限である

Flash SSD(Wikipedia)より


■何処のメーカーのSSDドライブが良いのか

SSDドライブを製造しているメーカーは多数ありますITニュースなどのサイトを見ますと性能を比較した記事が出ています。

→PC Watch :手頃な64GB SSDを買おう

記事を見たりその筋に詳しい人に話を聞いた感じでは圧倒的にIntelのSSDが安定性スピードともに群を抜いて性能がいいと言う事がわかってきます。(2010年1月24日現在)
何故インテルが一番なのかと申しますと、理由は簡単です。インテルの技術力が世界的に1番高いというところにあります。SSDの製造メーカーは大抵はフラッシュメモリーの製造会社だったりします、そう言った会社はメモリーチップその物の製造は得意でも制御装置とソフトウエアの開発に関してはたいしたことがないというのが一般的です、そこへインテルが参入して本気で制御チップを作ってしまったのですから速度・安定性ともに他よりダントツなのはある意味当然の結果とも言えます。
トレード用で利用するならIntelがベストといえるでしょう。

-追記-2010/06/27
プチフリーズ問題で信頼性を失っていたMicron社ですが、挽回を図ってか業界最速のモデルが発表されていました。このあたりはやはり競争の激しい世界のようですので購入前にネットで調べたり店員に聞いてから購入することをおすすめします。
マイクロン、SATA 6Gbps対応リード355MB/secの高速SSD


SSD選びのポイント

  1. IntelのSSDは容量が大きいほど スピードが速い
    IntelのSSDは容量が大きいほど スピードが速い傾向があります、理由は搭載されているメモリーチップの数が多いとそれだけデータの読み書きの分散処理の度合いが増えるからです、最大容量のドライブが読み書き速度速も最も早い、という事になっています。(2010年1月24日現在)
  2. プチフリーズの問題点を買う前に調査
    プチフリーズ問題
    ヘビーユーザーの間では、一般に「プチフリ」と言われているトラブル問題。2008年7月頃よりJMicron製コントローラーチップ「JMF602」を搭載したSSD製品においてWindowsの動作が一時的(プチ)に止まる(フリーズ)という問題がネットにおいて多数報告されるようになった。当初はMLC-NANDのSSD全体の問題と考えられていたが他社コントローラICでは報告が上がっていないため、現在ではJMF602における不具合であり、製品レベルの問題と考えられている。
    Flash SSD(Wikipedia)より
    購入を検討している商品にこういった問題が発生していないか価格.comの口コミ掲示板などをみて調査しておく事をお勧めします。
  3. 現在の使用中のハードディスクの空き容量をチェック
    現在使用中のハードディスクに十分な空き容量があるかチェックしてどの容量の物を買うか検討おく必要があります(基本過ぎて結構忘れがちです、、)
    使用容量が80~90%を超えているような場合は一回り大きいドライブを、 逆に使用容量が30%にも満たない場合は小さい容量の物を選択してコストを抑えることも検討できます。


X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5をレビュー

本体は2.5インチで箱は結構小さめです。3.5インチベイに固定できるマウンタとドライバCDなどが入っています。
ドライバCDはファームウエアをアップデートするときに必要で それ以外では不要のようです

SSDドライブの設置

PCへの接続はシリアルATAケーブルと電源ケーブルの2本です通常のシリアルATAケーブルと全く同じ作りですのでそのまま差し替えるだけでOKです。

本体裏面より シリアルATA端子部分 左:電源端子 右:データ端子


SSDの初期化

接続したSSDは何も情報が書かれていないため初期化する必要が有りますが方法は下記の通りです
WindowsXPの場合デスクトップ等にあるマイコンピュータのアイコンの上で右クリックし、サブメニューの「管理」を選択、
表示されたウインドウの左項目の「ディスクの管理」を選択、右側にディスク一覧が表示されそこに未使用のディスクが表示されていればディスクサイズが購入した物と同じかどうか確認し、右クリックパーティション作成
その後同様に右クリックで「フィーマット」を選択し完了したら完成です。(この操作にあたってはなにもしなくても新ドライブが認識された時点で自動的にウイザードが出てくる場合もあります。)

画面内容は環境に異なります。目安としてご活用下さい。

SSDドライブへのOSの移植

SSDドライブに新しくWindowsをインストールするのも悪くありませんが、非常に時間と手間がかかる作業です。
ここでは現在使用しているOS環境を丸々コピーする方法を説明します。
方法は簡単?市販されているハードディスクのクローンを作るソフトを購入しそれを使ってOSのデータをコピーします。
「ハードディスクのクローン」等で検索すると何種類かのソフトが出てくるかと思います、私はAcronis True Image というソフトを使っています。
PCにSSDドライブをつなぎAcronis True Image の操作手順に従ってOSの入ったハードディスクを複製します。操作時間は25GBで20分程度でした。

コピーが完了しましたらOSの入ったハードディスクを外し同じSATAコネクタにSSDドライブをつないで再起動しますと SSDからOSが起動します。うまく起動しない場合はPCのバイオス設定より起動ディスクを指定し直すと起動する場合があります。
他WinXPでメーカPCの場合「boot.ini」と言うファイルを書き換えるとうまくいく場合があります。boot.iniに「hitachiHD・・・」等とハードディスク固有の型番が指定されていて、そこをデフォルトの汎用の名前に書き換えると動いた場合が以前ありました。編集はメモ帳などのTextエディターで簡単にできます。
→ Windows XP で Boot.ini ファイルを編集する方法 (Microsoft)
→ システムのブート情報ファイルBOOT.INIを編集する(@IT:Windows TIPS — Tips:)

起動後は快適そのもの!色々な面が改善されていることがわかります。

スピードが劇的に改善された点

  • Windowsの起動時間が高速に
  • Webブラウザでページの表示スピードが向上
  • JavaチャートなどJavaアプリの起動が高速に
  • ウイルススキャンのスピードが劇的に向上(数時間かかるスキャンが数分で終了するようになりました。)
  • メールソフトのメールのプレビューや検索が高速に。細かいデーターを次々読み出すような処理はハードディスクに比べて圧倒的に速くなっています。
  • ファイルサイズが 100メガ以上あるような大きいアプリ(たとえばアドビフォトショップなど)の起動や動作が高速に

等々速くなったと感じる箇所は多く見られます。

実際にどのくらいの速度が出ているのかベンチマークソフトで計測してみました。

PC: ASUS P5Q Deluxe
CPU:Intel Core 2 Duo E8600 3.33GHz
Memory:DDR2 4GB
OS:WindowsXP professional
ベンチマークソフト:CrystalDiskMark
グラフは数値が大きいほど高速。

X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5のベンチマーク測定結果

比較対象として従来使用していたハードディスクドライブも計測しました。

Hitachi_HDT721032SLA360のベンチマーク測定結果

左側読み込み速度は2倍以上速くなっていることがわかります。 書き込む速度に関しては若干遅い面もありますが4Kbの小さな書き込みに関しては劇的に改善されていることがわかります。

結論
購入して1週間ほどになりますが購入したモデルはプチフリーズなどの問題も無く、様々な面でスピードアップが確認でき非常に快適です。
スピードが求められるトレードマシンのSSD化はやっておいて損はないと思います。






HPのWorkstation xw4200を購入

hp-wx4200

HP  Workstation xw4200
Pentium 4 プロセッサ 3.6 GHz,
Memory :1.5GB

かねてよりテストを重ねてまいりましたシステムトレードをそろぞろ実戦に移そうということで、安定して動く新しいマシンとしてHPのWorkstation xw4200を購入しました。
現在システトレをテスト稼働させているPCは結構昔に組んだ物でCPUはセレロンD2.6Ghzとロースペックな物でした、マザーボードがASUS製でしたので何とか数ヶ月動いていましたがさすがにずっとつけっぱなしにしておきますとガタが来たのか最近頻繁に止まるようになりました。

次はどんなPCが良いのかとよくよく考えてみますと自作PCはかなり制作に時間がかかる上マザーボードやビデオカード等保証されている範囲はそれぞれで簡潔しており、他との互換性は一切保証されていなかったりします。
作ってみないと安定して動くか動かどうか解らない所があり、その先使うに当たってもどんな問題が発生するか全く予想できません。
その点ワークステーションはパーツ間の互換性の検証がされていたり、高度な演算や付加の高いビデオ表示を何時間も行わせるような耐久性のテストなども行われており、安定性がある程度保証されています。それでもって組み立てる必要も無いわけです。しかも最近値段がかなり下がってきていてとてもお買い得ではないか?ということで購入に至りました。 購入した物は中古の物で更に安くほんの数万円で購入できました。

hp

詳細内容につきましては後日また記載する予定です。どうぞよろしくお願い致します。

→ HP xw4200 Workstation マニュアル (日本HP マニュアルライブラリー)

-追記- 2010年3月14日


HP Workstation xw4200背面パネル写真(クリックで拡大)


HP Workstation xw4200マザーボード写真(クリックで拡大)

購入してから2ヶ月ほど立ちますが、このPCは期待通りの物です。
2ヶ月中に起こった原因不明のフリーズはたった2回のみでした。
自分が使用しているPCは毎日何かしらトラブルを起こす物や優秀な物でも週に1回程度は原因不明の再起動やフリーズを起こしたりします、それと比較比較しますと驚異の安定性です、しかもシステムトレードのプログラムを走らせているので平日は24時間つけっぱなしです、本当にビクともしない余裕があるなと感じます。

ただこのPC、CPUがペンティアム4のためものすごい熱を発します、、
今は寒いので良いですが、これ1台で家に帰ってくると部屋がほのかに暖かいので驚かされます、、w
夏になるととんでもないことになりそうだと危険を感じますので夏までにはCore2Duoに買い換えようと検討中です。




理想のトレード環境とは?

マルチディスプレイを組むときにどうすればいいのか色々調べましたがそのときに見つけた気になる画像をアップしておきます。

bloomberg1

ブルームバーグ端末

やはり基本は2画面?

bloomberg-dual-head-display

縦横自由にレイアウト出来た方が良いのか?
実際こういうレイアウトを試してみましたが、私的にはあまり使い勝手は良くない印象がありました。
画面サイズと画面方向そして画面比率を統一した方が使いやすいと思います。
理由はマウスカーソルが画面枠のずれている箇所に 引っかかってしまい、とっさに隣の画面に戻せなくなったりするからです、Windowを開いて配置する際も同様の事が起こります。ただ表示する物が決まっていて一切動かさないという場合でしたらこのレイアウトもよろしいかと思います。

bloomberg4

コンセプトモデル?

Bloomberg
このデザインは実現しなかったようですが
こんなかっこいい環境で取引したいですね、、w

ポイントはニュースチャンネルが子画面で表示されている所でしょうか、画面を構成する上で参考になりました。

野村證券ヨーロッパ トレーディングルーム :(Nomura : Europe

(クリックで拡大)

画面のレイアウトは横並び3~4画面のようですね、最終的にはこのレイアウトを参考にして構成しました。
非常に使いやすいレイアウトだと思います。机周りの都合上3画面横並びにしかできませんでしたが、長期間のチャートをよく眺めるという方の場合は4画面横並びがお勧めのようです。

液晶モニタの画面に液晶保護フィルタをつけるべきかどうか?(マルチディスプレイ環境構築)

マルチディスプレイ環境構築において液晶モニタの画面に液晶保護フィルタをつけるべきかどうか?
中級から上位機種の液晶モニタはオプションで液晶委保護フィルタを付けることができます、最初に買った Nanao FlexScan S2411W は訳もわからずとりあえずセットで買いましたが構築するにつれてどのモニタに付けると良いのか明確にわかりましたので記述しておきます。

結論
設置する位置によって決まってくるかと思います。私の設置環境で説明させてもらいますと(文章下写真参照)
一番下の手元にあるディスプレイには必ず付けた方が良いです、何か作業をしたりする時に気が付いたらディスプレイに物が当たっていたということがよくあり数ヶ月しますと目立つ傷がいくつか入り出します、目立つ傷はトレードの邪魔になります。極論あまりお金をかけたくない場合は正面の手元の一番近いディスプレイにだけ付けておけば良いかと思います。
関東に住まれている方でしたら中段にも付けておいて良いかもしれません、年に1度ぐらい大きめの地震で上に置いていた物が落ちてきて、気が付いたら画面をかすめていたと言う事がありますw 中段はその程度です。 しかし上三列目はフィルターを付ける必要は全くないと思います、手も届きませんしそれより上に物を置いていなければ損傷するリスクがほとんど無いからです。
multidisplay
他にディスプレイの質によっても付けるべきか付けないべきか考えられます。
10万円以上するIPS方式液晶のハイエンドモデルには付けておいた方が良いと思われます。逆に値段が高くてもVA方式の液晶パネルのディスプレイには付ける必要が無いと思います。
理由はVA方式のモデルの価格の下落度があまりにも激しいからです、、私の感想ですがフィルターに17000円程度かけるよりも数年後新しいのに買い換えた方が良いのではないかと思いました。





トレード用PC構築について考える。#1 ; PCは何台あると良いのか?

トレードはパソコン1台でもできます。p5QDX

PC1台で利益が出せればシンプルに1台のみで何の問題もありません。少ないコストで多くの利益が生め良い事だと思います。

しかしPCには故障するリスクがあります。この時点で2台以上が理想と言えるでしょう。またPCは1台、画面は17インチ程度という環境でやっていますとチャートと注文画面を交互に切り替えることはよくあることかと思われます、更にニュースサイトなどを見る必要がある場合、3つのウインドーを切り替える事になります。ここにもリスクが潜んでいます、ニュースサイトを読んでいる間に相場が激変してもそれに気づかずチャンスをのがしたり損失を出したりする場合があります。

私はPCを5台ほど使っていますが、以下のような用途で使い分けています。

それぞれのPCの使い分け

1.注文専用PC (高速)

2.チャート表示専用PC (高速~低速でも可)

3.その他ニュースサイトを閲覧したりその他のことを行うPC 1が落ちた場合の注文画面のヨビもしくは、複数のポジションを同時に売買する際に利用  (性能は1と同じ物がのぞましい)

PCは多ければ多いほど良いのか?

多ければ多いほど取引中の故障の際のバックアップシステムとしては有効ではありますが、PCが多くなるとそれぞれのメンテナンスやウイルス対策ソフトなどを導入する際に台数分のコストが高くなります。
追加コストはお金に余裕がありますと何とかなるかもしれませんが、メンテナンスはPCに詳しい人間でも非常に骨の折れる作業となります、たとえばブラウザソフトが新しくアップデートされたとしますと、持っている台数分アップデートの作業を行う事になります。現在私の利用している5台ですと5回同じ作業を行う必要が有ります。(これは結構限界に近い台数ではないかと感じています。)5台が同じような調子で動いてくれればいいのですが壊れる箇所はマシンごとに異なります。これがまた骨の折れる所です。
結論としましてはPCに関してあまり知識が無いという方は、台数をなるべく少なくした方が良いと思われます、マルチ画面を求める場合は1台から4画面ないし6画面出力出来るPCを購入する方が無難かと思います(マルチモニタ環境につきましては後日記述刷る予定です)、PCに詳しい方でも私の感覚から見て5台以上を正常に動く状態で維持し続ける事は結構大変かと思います。