HP Compaq Business Desktop dc7800 US を2台購入(トレードPC HP GV792PA#ABJ)

前回サブマシンとして購入しましたHP Compaq Business Desktop dc7800 US (Core2Duo 2Ghz)ですが、使い始めて2ヶ月近くたちますがほぼ付けっぱなしでも全く止まることが無く非常に優秀であるためスペックの高いCore2Duo 2.66Ghzの物を2台追加購入しました。

HP Compaq Business Desktop dc7800 US   GV796PA#ABJ
CPU : Intel Core2 Duo E6750 2.66 GHz、4MB L2キャッシュ、1,333MHz FSB
Memory : PC2-5300(667MHz)2GB(1GB×2)(最大4GB)
チップセット : インテル® Q35 Expressチップセット
HD : Serial ATA/150 160GB (7,200rpm) S.M.A.R.T.対応

このPCの素晴らしいところはコンパクトでファンの音も小さく静かで発熱も少なく、80PLUS認証電源が採用されていて省エネであり、ビデオ出力が2系統ついていてフルサイズで2画面出力が可能と、私にとっては良い事づくしです。ただ拡張スロットなどが省略されている点が欠点ではありますが、システムトレード専用としてPCを使う場合、拡張スロットにディバイスを追加する事は全く無いためこのPCを選びました。 (このPCの仕様につきましては前回とほぼ同じですので前回の記事をご参照下さい。)

約1年前に中古で購入したフルサイズのIBM IntelliStation M Pro (6225-2J7)HPのWorkstation xw4200と比べますと、そのサイズの小ささに驚かされます、(並べて写真を撮るとわかりやすかったのですが時間が無くて撮影できませんでした。いつかチャレンジしたいと思います。) サイズが小さく処理速度は2倍近く速いわけでして数ヶ月単位でシストレのバックテストを24時間稼動させて安定性と耐久性が確認できましたらさすがにPentium4シリーズのワークステーションは卒業させようかと考えています。(すばらしい安定感は1年たった現在も健在でしてなかなか捨てがたい所もあります)

2台同時購入の理由

2台同時購入した理由としましてはセットアップの時間をより効率よく行うためです、1台ずつ購入しますと初期状態からウインドウズアップデートをかけて必要なアプリを入れて・・などといった一連の作業を2回行う必要が出てきます、そしてちゃんと動く事を検証する時間も含めますと正常に動くようになるまでのセットアップ作業に1週間近くかかる事が多いかと思います(2台ですと2週間)、その時間が無駄であると判断しまして2台同時にセットアップして合理化を図ってみました。

合理化メモ ※以下項目は覚え書きです、近々PCのセットアップをする予定がない方は読み飛ばして下さい。

  • 2台同時インストールはキーボードマウスを2セット用意し寸分の狂いもなく同時に進めて行くのがベストのようです。タイミングがずれますとだんだん時間差が出てき始めてずれた分だけ処理が終了するのを待つ必要が出てき始めます。同時ですと1台目をクリックしてすぐに2台目をクリックと流れ作業で進められます。1台目で手惑うような作業でも数秒後なら容易に実行できますが、数分後や数十分たってからではととっさにやり方を思い出せず2回目も手こずる可能性があります。
  • スタートアップフォルダにWindows Updateの ショートカットを入れておきますと、起動時に自動的に表示されて便利です。
  • マウスカーソルの移動速度を高速に設定し、Windowsのパフォーマンスオプションのウインドウ表示に関する余計な視覚効果を真っ先にOFFに設定しますと少しでも作業時間短縮につながります。

セットアップメモ

省エネコンパクトPCの用途

用途はシステムトレードのバックテスト用です、シストレのバックテストをやっていまして一つ気が付きました事が、IBM IntelliStation M Pro (6225-2J7)HPのWorkstation xw4200等の重厚なワークステーションの豊富な拡張スロットはビデオカードが1枚刺さっているだけで他はすべて空いたままです、この先も追加の必要は無さそうであり、PCの拡張性は全く必要が無いという点に気付きました。
通常のPCですと休みの日にDVDを見たり音楽を聴いたりデジカメで撮影した写真を見たりするために何かしらディバイスを追加して使ったりしますが、シストレの場合、画面はプログラムを最初に走らせる時と終了後に結果を確認する時に見るだけでよかったりしますので何でもいいから映像が表示され、文字が読めれば良いと言うレベルです。他、マウスとキーボードを接続すればそれ意外に接続する必要のある物は何もありません。
ハードディスクも数十メガのトレードツールが入っているだけというシンプルな構成ですので大きな容量のディスクも必要ありません、そして通信環境に関しても、バックテストの場合過去のティックデーターが稼働前にあらかじめダウンロードされるようになっているため、それほどシビアである必要もありません。というわけで今回はこの本体が小さいPCを選びました、拡張性は無いですが省エネで高速・安定稼働とシストレのバックテストに必要な用件を満たしているかと思います。この小ささにはちょっとした野望がありまして、この2台で安定稼働が確認できましたら4台・8台とさらに増やしまして、より多くの売買パターンのバリエイションを短時間で検証できる仕組みを作りたいと考えています。

目標は世界中のありとあらゆる相場を検証し尽くすところまで行きたいと思っています。(それにはとんでもない数のPCが必要でではないかと見ています。w)