アルゴリズムトレードとは何か?

日々自作で自動売買の仕組みを作っていて何所へ行き着くのか考えていた所、
究極はアルゴリズムトレードと呼ばれる物ではないかと言うことがわかってきました。

簡単に書くとこうです

裁量トレードで勝つ技を見つけるためにチャートを検証した

1つ見つけて身につけるのに1年かかった

それをコンピュータープログラムで行うのです。そうすると、

勝率の高い技を見つけるのに3ヶ月バックテストをひたすら行った

合理化をして同じ事が1ヶ月で行えるようになった。

さらなる多重化やコードの改善スピードアップにより1日で同じ事が出来るように

これで1年がけていた事が1日で出来るようになります。

強い手か弱い手かの判定は?

自分の目と頭で成績の検証をやるとExcelの表データを眺めて数時間ああでもないこうでもないと表の組み替えを行ったりしながら見つけ出します。
それをブログラムで行うと数千のバックテストのデータであろうと1秒~数秒で出来るようになります。

コンピュータープログラムを使う事により高速に検証が行えます。
よくアルゴリズムは何をやっているのかわからない という話を聞きますがそれも何故かわかりました。

1年かけた検証が1日で出来るようになり更にプログラムを多重化すれば10分の1にできたり100分の1にすることも可能です。
本気になれば人間の手と頭で1年かけて行っていた検証が数秒で出来さらにその検証の数を多重化により桁外れに増やすことも可能です。

結果 数秒で1000とか10000もしくはそれ以上の検証を行い勝率の高い手法も何十通りも見つけ出します。検証も数秒です。

数十の勝率の高い手法を更にブラッシュアップするのも手と頭でやるとまた1年に戻りますので自動で行います。こうなってくると最初に出てきた勝率の高い手法が何かはその結果を眺めるとなるほどこれかとわかりますが、短い時間で自動的にブラッシュアップされていく手法や過程が何なのかは1つの検証に1年かかるとしたら10000とか100000という数は1生かけても時間が足りないことを意味します。コンピュユーターの計算速度で膨大な量のデータを解析&シミュレーションしそこからとにかく勝率の高い物が結果として出てくる。
そしてその手法で注文するかどうか人が考えていたらまた時間がかかりますので手法の採用権限もプログラムにゆだねるとすると、数分だけこの手法が使われていたけど次の瞬間は別の手法になっている、、もうそんな調子であるとこれまた頭で理解しようとするとコンピュータのログを全部見たりしなければならずこれまたいくら時間が有っても足りないわけです。しかしトレードの手法として高速な検証と手法の組み替えが良い成績を出す物であるならそうする事が極めて合理的といえるでしょう。

頭では検証過程を追えませんが理論とプログラミングの技術やそれらのスピードで勝負するのがアルゴリズムトレードでしょうか?

自分は、実際にアルゴリズムトレード制作の現場を見たわけではないのですべて妄想ではありますが。数年かけてじわじわとわかってきました。

 

・影響を受けた映像
ケヴィン・スラヴィン 「アルゴリズムが形作る世界」 | Video on TED

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