トムソン・ロイター・アイコン (Thomson Reuters Eikon) をチェックしてみました。(究極の金融情報ツールとは?)

ロイターのサイトを見ていて気付いたのですが、最近ロイターアイコンという新型の金融情報ツールが開発されたようです。
そのコンテンツの内容は宣伝ではありますが、新ツールの解説の中にトレード環境構築のヒントがあるのではないかと思い内容をチェックしてみました。

「究極の金融情報ツール」 とは?

究極の金融情報ツールとうたうロイターアイコンですがいかなる物なのか?
自分のトレード環境を組むヒントがあるかもしれないという事で新しく公開されていたプレゼンテーションコンテンツをチェックしてみました。

Thomson Reuters Eikon – Thomson Reuters
http://thomsonreuters.com/products_services/financial/eikon/

こちらを一通り見た所
ツールの仕様は「情報ポータルコンテンツ」に「ユーザー同士が対話できるコラボレーションツール」と、「各種の金融商品を直接注文出来る機能」の3つが一式になったWEBアプリケーションのようです、
ロイターの豊富なニュース (記事・動画・写真・チャート等)をメインに緻密なインターフェースデザインが施さたタブブラウザ+マルチウインドウで構成されたツールのようです。 (余談ですがこのフラッシュムービーはかなりお金をかけて作っているように見えます、この辺にロイターの力の入れ具合が感じられます。)

-感想-
なかなかかっこいいなあと思いましたが、この手の情報管理ツールとしては目新しい物でもないかとも思いました。(自分はこの手のツールの開発をやっていたというのもありますが、) 何よりも「ニュースが命」という人にとってはかなり快適なツールなのではないかと思われます。 しかしながら最近の自分のトレードはチャート分析によるテクニカル判断を主軸に裁量トレードとシステムトレード構築を行っており、ニュースを見る機会がかなり少ない状況です。
理由はテクニカルの示している方向とニュースの内容が正反対の時があるからです、そして長年やっていますとニュースを無視する場合が結構多くあると言うことがわかってきたからです。
とは言いましても何割かはニュースの通りに動きますのでニュースチェックを怠りすぎている現状は見直すべきかと思いました、
ロイターアイコンのコンテンツを見てこのようなポータルページを簡単に自作してみるのも良いかと思いましたが自分の場合は取引操作をする以外はチャートを見るかシストレのコードをひたすら書いている事が多いため、記事をクリックして探す物ではなく自動的にいくつかのニュースがローテーションで表示される物が良いかと思っています。1台それ用の専用モニタを設けまして主要ニュースサイトが数分おきにローテーションで切り替え表示されるような物です、こうしておくとチャートを見つつ横目で何となくニュースの見出しぐらいは見えて良いかと考えています。(さらには自動読み上げで画面を見なくても音声でニュースが把握できる物とかを結構前から作ろうと考えていますが手が回らずまだ実現していません、、w)

ロイターアイコンで出てきているコラボレーション機能は個人のトレーダーの間ではそれ系の掲示板サイトやブログ等でしょうか、この手の誰でも書き込みが出来るサイトはご存じの方も多いと思いますが情報の質も会話レベルも劣悪な物が多くこのロイターアイコンのコラボレーション機能でいったいどのような会話が交わされているのかは結構気になります。
最後にどこにも値段が書かれていないところを見ますと結構いい値段(月数十万?)のサービスと思われます。
個人で導入する人は少ないと思われますが、このような金額が全く苦にならない程の利益が出たらどんな物なのか1度ぐらいは試してみたいなあと思いました。

関連リンク
ロイターニュース http://jp.reuters.com/

理想のトレード環境とは?





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